亥の子餅
いよいよ11月。近頃、急に朝晩と冷え込んできたので、ストーブなど暖房のご用意をされた方も多いのでは。この冬支度をする季節に、古くから食べられているのが【亥の子餅】です。ころんとしたかわいいフォルムで名前の通り、いのししの子どもをかたちどったお菓子です。
由縁を少しご紹介。「亥」は陰陽道では西北の方角で「水」に当たり、火を抑えると信仰されていました。 このため、亥の月の亥の日を選び、囲炉裏やこたつを開いたり、火鉢を出し始めた風習が広がったようです。茶の湯の世界では、今でもこの日を炉開きの日としており、主菓子には【亥の子餅】をご用命いただいております。また、多産ないのししにあやかって、子孫繁栄を願う意味もあったようで、古くより親しまれていたお菓子です。(諸説あり)
当店の【亥の子餅】はやわらかい求肥生地にくるみ・松の実・ごまを加え、中にはさらっとしたこし餡を包みました。求肥特有のやわらか~いお餅の食感が人気のお菓子です!あったかいお茶のおともに、どうぞ!
〇亥の子餅 1個302円
※東安庭本店・フェザン店にて11/1より期間限定販売
※販売時間は以下の通りとさせていただきます。本店では9:30、フェザン店では10:30からの販売です
※一日の製造数に限りがございますので、お求めの際はぜひ取り置きのお電話ください
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